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(第31回)オリンパス オートアイ(OLYMPUS AutoEye

 一言でいうと、オリンパスという会社は名作も作るが、失礼ながら失敗作も作ってしまうメーカーであると思う。PENシリーズやOM一桁などは、誰が見ても名作と言えるだろう。そして名作でありながら可愛げのあるカメラだと思う。 一方で失敗作と言えるカメラに大きく分けて二種類があると思う。一つは、どんなカメラを市場が求めているかを理解せずに規格されたカメラだ。M707は、オリンパス唯一のAF一眼レフであるが、A...

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(第30回)フジフィルム テレ カルディア180デート(FUJIFILM TELE CARDIA180DATE)

 フィルムカメラが静かなムーブメントになっていることは、一時期デジタルカメラに駆逐されどん底まで落ちた中古フィルムカメラ市場が持ち直しているところからも何となくわかる。その静かなムーブメントの中でも、結果あまり注目されていないプラカメというと、ズバリ単焦点という条件を満たさないということになるだろう。 1990年代に注目された女流写真家HIROMIX女史のKONICA BIGMINI Fを用いた作品の...

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(第29回)オリンパス オートアイ2(OLYMPUS AutoEye2)

 1960年代~1970年代のオリンパスというと、ハープサイズのPENシリーズ、一眼レフのOMシリーズという印象が強く、その間に存在するモデルというと、さて何だっけ?となってしまう方が多いのではないかと思う。それでも70年代に近づくと、今でも多くのマニアを引き付けるTRIP35やスポット測光が売りの35SP、スタイリッシュなプログラムAE専用機の35DCあたりは、結構ご存知の方も多いでしょう。しかし、そうではなく...

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(第28回)ペンタックス エスピオ928(PENTAX ESPIO928)

 フィルムコンパクトカメラ、その中でもAFズーム機といえば真っ先にCONTAX TVSを挙げられる方が多いのではないかと思う。マグネシウムボディは所有欲をくすぐられるし、何しろツァイスのレンズと来れば何も言うことはないだろう。その他にはどんなカメラがお勧めですか?と聞かれると、AFズームという縛りを離れて、単焦点のフィルムコンパクトカメラの名前を挙げてしまう方が多いのではないかと思う。それほどまで...

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(第27回)ミノルタVズーム25-150mm F4-6.3(MINOLTA V ZOOM25-150mm F4-6.3)

 APS(IX240)という規格はつくづく罪づくりだと思う。非常に短命だったこの規格を信じ切ったメーカーやユーザーほどその後の落胆は大きかったのではないか。 ミノルタは、APS規格に際し、中級機的位置づけのVECTIS S-1と、追って入門機的位置づけのVECTIS S100の2種のAF一眼レフカメラを用意した。マウントはこれまでのαマウントではなく、独自のVマウントを用意して随分とお金と労力をかけてしま...

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