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記事一覧

(第228回)【小さな旅】日光街道・杉戸宿

 東武スカイツリーラインという名前はどうもまだ馴染めない。僕にとっては未だに東武伊勢崎線というほうがしっくりくる。確か、東武動物公園という駅名も大昔は杉戸という名前だったのだと思う。地名を残すというのは土地の記憶を残す意味で大事なのだが、いつの時代も案外簡単に名前というものは変えられてしまうものだ。そもそも、新しい名前を決めるのは既にその時代のおじさん・おばさん世代以上なので、地名を残しすために若...

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(第227回)【小さな旅】久喜散歩(藤原観音堂・榎本家住宅)

 久喜は埼玉県東部県境にある交通の要衝である。戦国時代に遡ると、1518年(永正15年)二代目古河公方足利政氏が隠居した地であり、翌年その館を甘棠院という寺院に変え、余生を全うした。江戸時代には譜代大名の米津政武(よねきつまさたけ)が陣屋を設け久喜藩が立藩された。当時から日光街道や常陸・下総方面への道が通じていたことから、職人や商人の街として栄え、物資流通が発達していた。その後の、久喜の発展は鉄道の開通...

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(第226回)《超低山ハイキング》御陣山・久喜藩米津氏陣屋跡

 この記事を「小さな旅」とするか「超低山ハイキング」とするか大変悩んだのだが、久喜市の市街地には珍しい山なので、「超低山ハイキング」として扱うことにした。 ところで、江戸時代の藩は、多くの一般向け書物では200藩か取り上げられている。この200藩というのは、相当大きいか、幕末まで続いた藩の数と考えたほうがいい。実際に、初期にあって統合などによって廃藩された藩を含めると500藩以上存在したのだ。例えば、我が...

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(第225回)《超低山ハイキング》戸崎の浅間塚

 富士塚を巡るのはライフワークの一つである。富士山という霊峰に対する憧れはもちろん強く持っているし、江戸時代に始まる富士講への興味関心もあるのだが、それ以上に少年の頃から持っていたミニチュア趣味というものは大きい。ジオラマと呼ばれるものが大好きだったし、昔あったプラモデルのお城や水車小屋のような箱庭のような模型には心が惹かれていた。だから、大名庭園も子供の頃から好きで、今でいうところのテーマパーク...

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(第224回)【小さな旅】川島町・鈴木家住宅

 川島町に「鈴木家住宅」という古い民家がある。2016年(平成28年)に国の登録有形文化財となり、新聞の地方欄には大きく報じられたから、ずっと気になっていた。主屋は江戸時代の中期おそらく1600年代後半の築で、1855年(安政2年)に増築されたことは間違いないという。木造平屋建(一部2階建)、茅葺の趣のある建物だ。土蔵は1877年(明治10年)築で、有名な川越の蔵造りとほぼ同じ構造をしている。鈴木家は江戸時代に宮前村(...

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プロフィール

たいやき

Author:たいやき
カメラ好きには写真家と写真機家の二種類がいるという。
ぼくは間違いなく写真機家なのだろう。
写真は一向に上達しないが、カメラはいつの間にか増えていく。

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